菜樹萌 森田
子供の笑顔を撮るには
【子供の笑顔の写真を撮るには】
という質問を、DMでいただきました。
どうやら、ご自身のお子様(4歳ちゃん)の笑顔が最近撮れずお困りのようでした。。。全く笑ってくれなくなったそうです。
【わたしの息子たちの笑顔が自然で】
と言って戴き、
(よーし!わたしの撮影の時の心がけ、お伝えしよう)
と、改めて自分がどういったポリシーで我が子を撮影しているか振り返ってみました。

たしかにうちの兄弟は、撮影を快く撮らせてくれるんです。嫌だ!と言ったことはなく、いいよー!とついてきてくれます。
まず、具体的な方法としては、簡単なクイズ。
クイズの答えを言う瞬間、ピンポーン正解!と言った後、“笑顔”になります。
さらに、えーっと、、、と考えてる“物憂げな表情”も撮れる、一石二鳥な技です。

そして、もう一つの具体的な技は、ダイレクトに“ご褒美”⭐︎
長男は
『ニコーーーっ』と言うと、笑ってくれますが、次男にはご褒美が必須(笑)アイスをチラつかせると、ノリノリで撮らせてくれます。暑い撮影なんかの場合、すぐ不機嫌になるので、グミをポケットにしのばせ、不機嫌になる一歩手前で、献上します。

そして、ここからが
“一番重要だと思う撮影の際の心がけ”です。
※先に言っておきますが、以下はわたしの主観です。そして、お客様撮影の時の心がけは、また違います
前提として、撮られるのが大好きな子以外は、写真は親の自己満だと思っています。
(親の愛を感じるのは、子供が大人になった時に写真を見た時でしょうか)
遊具もない、パパママが撮りたい場所に行き、言う通りの場所で立ち止まってカメラのレンズを見る。。。。
まぁ、自分でも(早くおわんないかなぁー)って思います(笑)
なので、わたしは子供達を撮影する際、
撮らせていただけますでしょうか?と下からお願いしてます(笑)
そして、撮影時間は約10〜15分。
飽きたり、嫌な顔を少しでもされたら、すぐ終わりにします。
(「後一枚だけお願いできますでしょうか?」と、交渉をするときもありますが。。。(笑))
撮影時間を短く切り上げた方が、間違いなく、大きくなってもスムーズに撮らせてくれます。粘りは禁物だと思ってます。

そして、大切な撮影後。
とにかく感謝の言葉を、うざいくらい言います。
「ありがとう!○○のおかげで可愛い写真たくさん撮れたよ!」
「いつも本当にありがとう」
と、何度も何度も言います。終わった直後、歩いているとき、帰りの車の中などなど。
今回はあんまりいい写真撮れなかったなぁ。。。という時も、
「可愛く撮らせてくれてありがとう!」と、言います。
もしかして、家でゆっくりしたかったかもしれない。
遊具のある公園で、思いっきり遊びたかったかもしれない。
そんな気持ちを我慢して、パパママの望む場所についてきて、あーしてこーして、そうじゃない、なんて長時間いわれたら、撮影が嫌なものとしてインプットされるのは、当然だと思ってます。

以上が、わたしの息子を撮影をする際の心構えになります。
これは、自分の子供を撮影する際の心構えなので、お客様のお子様を撮影する際や、自分が撮ってもらう立場の場合はまた、違ったものになります。
でも、お客様のお子様にも撮影後、多分
「撮らせてくれてありがとう」
は、言ってると思います。
いかがでしたでしょうか???
“泣き顔も怒った顔も思い出!”
というのも良くわかるけど、やっぱり笑顔の写真もたくさん撮りたいですよね(^^)
少しでも、皆様の楽しいお子様との写真ライフの参考になれば嬉しいです♪
